がん治療に注目されるAHCC

AHCCの機能

抗がん作用

AHCCは 生体応答調節剤(BRM:Biological Response Modifiers)として患者の免疫系をはじめとして、身体全体の働きを調節することにより、がんを治そうとする患者自身の持つ力を助け、強め、がん病巣を縮小、消失に導くものです。


免疫賦活作用

がんは免疫能が低下した結果、変異細胞ががん細胞となって始まります。
すなわちがんは免疫の病気といえるでしょう。がんの治療は免疫の異常を根本的に治すことが重要です。
AHCCは生体の免疫系を刺激することによって免疫異常または免疫低下の状態から回復させます。
AHCCががんによって低下した免疫能を再建し、免疫細胞を活性化することでがん細胞を攻撃するのです。


化学療法剤の副作用軽減作用

化学療法はがん治療における強力な治療手段ですが、一方で吐き気、嘔吐、脱毛、食欲低下、 肝機能障害、白血球減少、血小板減少、赤血球減少など多岐にわたる副作用を引き起こし、多くのがん患者が、その副作用に苦しんでいます。AHCCがこうした化学療法の副作用を抑制することで、化学療法の十分な治療効果を得ることが出来るだけでなく、がん患者の全身状態、QOLが改善され、医師がスムーズに治療計画を実施する手助けにもなると考えられます。


QOL改善作用

手術不能のがん患者や慢性の進行性疾患において、延命効果 のみならず、医学的改善が望めない状態にあっても、体の諸機能を維持し、心理的、社会的に安定した生活が送れるようにすること、すなわちQOL(Quality of life:生活の質)を高い状態に維持することが医療の大きな役割となってきています。
AHCCは飲み始めてから2週間くらいで食欲増進や睡眠の正常化、脱毛が少なくなる、毛髪が黒くなるなど、QOLの改善作用があります。
AHCCは"全身の病"に対抗できる"癒しの力"を持っているといえるでしょう。

その他の作用

AHCCはがん以外にも肝臓病、糖尿病、炎症、高血圧、高脂血症に対する作用や内分泌調節作用など、様々な作用が数多く報告されています。

がん治療の医療現場で使われているAHCC

AHCCについて、実際に数多くの薬学的研究や医学的研究が重ねられ、臨床医の利用やがん患者さんが自ら用いることにより臨床的研究も深められ、専門家からもがん治療の補助として利用し得る健康食品として大変に高い信頼が寄せられるようになりました。
AHCCのがん患者さんへの共同モニター試験(医師らによるフォローの下でがん患者さんが服用し、その効果を医学的に評価すること)は1999年頃を境として大変盛んになり、以後、現在にいたる10年余の間に、海外を含む累計約600の医療機関で「がんに対して有用な健康食品」として利用されてきました。
このように、AHCCは、単なる健康食品として民間療法的に使用されているのではなく、「医師によって臨床の現場で使用され、医学的・薬学的にその効果が検討されてきた」という特徴があります。

医師が語る症例

AHCCに関する共同研究は、海外を含めて30余の大学(大学内の研究室)などの機関と累計で約600以上の医療機関において、精力的に基礎研究、臨床研究が重ねられています。その成果はAHCC研究会ではもちろんのこと、国内外の複数の学会、学術雑誌などでも多数発表されていて、特にがん治療分野におけるAHCCの期待感と信頼感は日を追うごとに高まり続けています。

ここでは、数多くの研究報告から抜粋して、いくつかの使用例をご紹介したいと思います。

■報告=渋民中央病院(岩手)・清水妙正 医師
 【症例:原発性脳腫瘍(髄芽腫)21歳・男性】

1999年の初めころより、めまい、視野狭窄がみられ、歩行がふらつき、次いで頭痛、悪心、吐き気、食欲不振などがあらわれ、歩行ができなくなりました。同年6月下旬に某医大病院を受診。検査の結果、髄芽腫と診断され、主治医よりすすめられて入院となりました。このとき、主治医の説明は以下の内容だったといいます。

「脳芽腫は脳腫瘍の一種で、この腫瘍は脳の内側に浸潤して入り込んでいる。腫瘍と正常な脳細胞との境がはっきりせず、境界部分では腫瘍細胞と正常な脳細胞とが混在しているので、腫瘍を完全に摘出するのは不可能だ。病期はすでに末期まで進行している。放射線と抗がん剤で治療するが、治療したとしても余命は6ヶ月ほどでしかない」

すぐに抗がん剤と脳圧降下剤による治療が始まり、追って放射線照射も行われました。とはいえ治癒の見込みもなく、余命もきわめて限られているということから「動けるうちに少しでも家庭で家族と過ごしたほうがよい」との主治医のすすめにしたがって退院となりました。
しかし、退院後、すぐに当院を受診しAHCCほかの免疫療法を開始すると、その4ヶ月後には腫瘍が消失。さらに数ヶ月が経過した時点ではほぼ無症状にいたり、ごく普通に大学生活を送るようになっていました。某医大病院での定期健診で2000年10月初旬にMRIなどの検査を受けた折には「完治」と診断されました。

■報告=関西医科大学第一外科(大阪)・川口雄才 医師
 【症例:消化器がん全般】

当科の治療方針は、第一に手術、第二に低用量の抗がん剤治療、第三に放射線療法、第四にAHCCです。
1995年4月から5年間までに各種消化器がんの手術を行い、AHCCを飲んでいただいた患者さんのデータをまとめたものです。このうち、抗がん剤の使用者も含まれています。

胃がんは94症例ありました。このうちステージIIaからIIIaまでの生存率は100%で、ステージIIIまでに関しては再発・転移もありません。ステージIIIaでは1症例のみ肝転移がありました。ステージIIIbは1症例のみですが、再発・転移はまったく認められません。ステージIIIも1症例のみですが、治療開始から2年経過して再発・転移はありません。

大腸がんの術後、AHCCを摂取した患者さんは82例で、ステージIIIaまでに関して生存率は100%ですが、IIIaについては2症例で転移が認められました。ステージIIIbではほぼ半数に再発・転移が認められ、2症例あるステージIIIではどちらも肝転移、肺転移などがあります。

直腸がんで手術後1年で両肺への転移があった患者さんでは、転移を認めた段階で低用量抗がん剤治療とAHCC投与を開始しました。この患者さんの転移巣は消えることなくゆっくり広がっていますが、体調はよく元気に通院しています。

S字結腸がんで手術後に1年半後に肝転移を認められ、肝右葉の切除を受けた患者さんは、その後に抗がん剤とAHCCの投与を受け、さらに1年経過した段階で再発・転移のないまま過ごしています。

胃がんで胃の全摘出手術を受け、さらに転移があったために胆のう摘出と小腸の部分切除、左副腎の摘出、腹膜の部分切除も行った患者さんは、ステージIIIに属し、普通なら余命3ヵ月から半年とみられました。この患者さんは抗がん剤とAHCCの併用によって、手術後2年たって生存し、腫瘍マーカー(CEA)も正常範囲にとどまっています。

AHCCは消化管のがんの再発・転移の予防に有効で、末期がんおよび再発・転移に対して、AHCCはQOLの向上と延命効果が期待されると思います。

■報告=桜井内科胃腸科医院(札幌)・桜井智康 医師
 【症例:悪性リンパ腫 70歳・男性】

1999年5月後腹腫瘍の診断で開腹手術を受けましたが、腫瘍は摘出不能で、組織診断で悪性リンパ腫と判明。抗がん剤治療を受けました。この際、抗がん剤による副作用も強く、当初の抗がん剤予定量を使用できず、CTでも腫瘍残存を認めましたが一旦治療を中断して8月に退院となりました。

その後間もなくAHCCと漢方薬を希望して当院を受診されました。抗がん剤によって食欲もなく、退院直後のために衰弱が目立ち、検査データでも強い貧血と低タンパク血症を認めました。まずは食事面から体力の回復を指導しました。
AHCCと漢方薬の十全補湯を処方し、前担当医からは腫瘍の残存があるとの理由にエトポシド(内服抗がん剤)を処方されていましたが、本人の希望によって現在は服用していないようでした。抗がん剤を服用していないのであれば処方した前担当医にそのことを申し出るように説得したのですが、本人は前担当医との関係をこわしたくないとのことでそのままになってしまっています。その後、徐々に体力が回復し1年後にはCTでも後腹膜の腫瘍ははっきりしなくなり、その2年後には臨床的には腫瘍は完全に消失しておりました。

現在では、バランスのとれた食事と運動により体力面も回復し、夏にはテニスや旅行も楽しみ、74歳とは思えない元気な日々を送っていらっしゃいます。

■報告=補完・統合医療センター(アメリカ ニューヨーク)・フレッド・ペスカトーレ 医師
 【海外からの報告:C型肝炎に驚くべき効果(他)】

AHCCは免疫システムを強化するのに最も良い栄養補助食品であると思います。私は医療現場で自然療法を行っている医師として、免疫機能が弱ることによって引き起こされる諸々の病気(ガンから風邪に至るまで)に接してきました。研究では、強い免疫システムを持つ患者さんは長生きして健康的な生活を送れることがわかっています。AHCCは健康補助食品であり、その作用機序や内容も研究されています。この点は、その他多くのサプリメント製品ではなかなかみられないところです。この科学的根拠に基づいたAHCCを、私は医師として高く評価するとともに治療に取り入れ、患者さんたちの健康状態やQOL(生活の質・クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるために役立ててきました。

私は過去4年に渡り、様々な症例にAHCCを用いてきました。初めてAHCCを使用した症例はC型肝炎で、現在アメリカでは伝染病とも言えるほど高い発症率をもつ、致命的かつ極めて静かに進行していく病気です。患者さんにはAHCCを1日3回・1gずつ摂ってもらい、ウイルス値を85%下げることができました。この結果はC型肝炎という難病において驚くべきものであり、多くの命を救うことができました。

現在では、ほとんど全ての患者さんにAHCCを用いています。風邪やインフルエンザに対してもAHCCは非常に効果的であることもわかりました。AHCCを1日1g摂っている患者さんは、風邪・インフルエンザの流行する季節にそれらにかからずに済んでいます。また、がんの患者さんに対してもAHCCをすすめています。白血球の増加や脱毛の減少、または治療中の全般的な気分改善といった面から患者さんをサポートできるAHCCは、大いに有効です。

実際の医療現場でAHCCを使ってみて、AHCCはほとんど全ての患者さんに役立つと感じています。私はこれまで、がん、糖尿病、心臓病、肝炎、関節炎、風邪やインフルエンザの予防にAHCCを用いてきましたが、これらの病気だけでなく、免疫系が弱ってしまう様々な病気に対して有効だと思います。あらゆる病状を改善させ得るAHCCは、たとえ今現在病気であろうとなかろうと、全ての人々に使ってもらえるものです。病気は、かかってしまってから治療するだけでなく予防することも大切なのです。AHCCは治療・予防の両面において大いに役割を果たすと思います。

抜粋:「AHCCを科学する」より

ここでは、数多くの研究報告から抜粋して、いくつかの使用例をご紹介したいと思います。

■報告=渋民中央病院(岩手)・清水妙正 医師
 【症例:原発性脳腫瘍(髄芽腫)21歳・男性】

1999年の初めころより、めまい、視野狭窄がみられ、歩行がふらつき、次いで頭痛、悪心、吐き気、食欲不振などがあらわれ、歩行ができなくなりました。同年6月下旬に某医大病院を受診。検査の結果、髄芽腫と診断され、主治医よりすすめられて入院となりました。このとき、主治医の説明は以下の内容だったといいます。

「脳芽腫は脳腫瘍の一種で、この腫瘍は脳の内側に浸潤して入り込んでいる。腫瘍と正常な脳細胞との境がはっきりせず、境界部分では腫瘍細胞と正常な脳細胞とが混在しているので、腫瘍を完全に摘出するのは不可能だ。病期はすでに末期まで進行している。放射線と抗がん剤で治療するが、治療したとしても余命は6ヶ月ほどでしかない」

すぐに抗がん剤と脳圧降下剤による治療が始まり、追って放射線照射も行われました。とはいえ治癒の見込みもなく、余命もきわめて限られているということから「動けるうちに少しでも家庭で家族と過ごしたほうがよい」との主治医のすすめにしたがって退院となりました。
しかし、退院後、すぐに当院を受診しAHCCほかの免疫療法を開始すると、その4ヶ月後には腫瘍が消失。さらに数ヶ月が経過した時点ではほぼ無症状にいたり、ごく普通に大学生活を送るようになっていました。某医大病院での定期健診で2000年10月初旬にMRIなどの検査を受けた折には「完治」と診断されました。

■報告=関西医科大学第一外科(大阪)・川口雄才 医師
 【症例:消化器がん全般】

当科の治療方針は、第一に手術、第二に低用量の抗がん剤治療、第三に放射線療法、第四にAHCCです。
1995年4月から5年間までに各種消化器がんの手術を行い、AHCCを飲んでいただいた患者さんのデータをまとめたものです。このうち、抗がん剤の使用者も含まれています。

胃がんは94症例ありました。このうちステージIIaからIIIaまでの生存率は100%で、ステージIIIまでに関しては再発・転移もありません。ステージIIIaでは1症例のみ肝転移がありました。ステージIIIbは1症例のみですが、再発・転移はまったく認められません。ステージIIIも1症例のみですが、治療開始から2年経過して再発・転移はありません。

大腸がんの術後、AHCCを摂取した患者さんは82例で、ステージIIIaまでに関して生存率は100%ですが、IIIaについては2症例で転移が認められました。ステージIIIbではほぼ半数に再発・転移が認められ、2症例あるステージIIIではどちらも肝転移、肺転移などがあります。

直腸がんで手術後1年で両肺への転移があった患者さんでは、転移を認めた段階で低用量抗がん剤治療とAHCC投与を開始しました。この患者さんの転移巣は消えることなくゆっくり広がっていますが、体調はよく元気に通院しています。

S字結腸がんで手術後に1年半後に肝転移を認められ、肝右葉の切除を受けた患者さんは、その後に抗がん剤とAHCCの投与を受け、さらに1年経過した段階で再発・転移のないまま過ごしています。

胃がんで胃の全摘出手術を受け、さらに転移があったために胆のう摘出と小腸の部分切除、左副腎の摘出、腹膜の部分切除も行った患者さんは、ステージIIIに属し、普通なら余命3ヵ月から半年とみられました。この患者さんは抗がん剤とAHCCの併用によって、手術後2年たって生存し、腫瘍マーカー(CEA)も正常範囲にとどまっています。

AHCCは消化管のがんの再発・転移の予防に有効で、末期がんおよび再発・転移に対して、AHCCはQOLの向上と延命効果が期待されると思います。

■報告=桜井内科胃腸科医院(札幌)・桜井智康 医師
 【症例:悪性リンパ腫 70歳・男性】

1999年5月後腹腫瘍の診断で開腹手術を受けましたが、腫瘍は摘出不能で、組織診断で悪性リンパ腫と判明。抗がん剤治療を受けました。この際、抗がん剤による副作用も強く、当初の抗がん剤予定量を使用できず、CTでも腫瘍残存を認めましたが一旦治療を中断して8月に退院となりました。

その後間もなくAHCCと漢方薬を希望して当院を受診されました。抗がん剤によって食欲もなく、退院直後のために衰弱が目立ち、検査データでも強い貧血と低タンパク血症を認めました。まずは食事面から体力の回復を指導しました。
AHCCと漢方薬の十全補湯を処方し、前担当医からは腫瘍の残存があるとの理由にエトポシド(内服抗がん剤)を処方されていましたが、本人の希望によって現在は服用していないようでした。抗がん剤を服用していないのであれば処方した前担当医にそのことを申し出るように説得したのですが、本人は前担当医との関係をこわしたくないとのことでそのままになってしまっています。その後、徐々に体力が回復し1年後にはCTでも後腹膜の腫瘍ははっきりしなくなり、その2年後には臨床的には腫瘍は完全に消失しておりました。

現在では、バランスのとれた食事と運動により体力面も回復し、夏にはテニスや旅行も楽しみ、74歳とは思えない元気な日々を送っていらっしゃいます。

■報告=補完・統合医療センター(アメリカ ニューヨーク)・フレッド・ペスカトーレ 医師
 【海外からの報告:C型肝炎に驚くべき効果(他)】

AHCCは免疫システムを強化するのに最も良い栄養補助食品であると思います。私は医療現場で自然療法を行っている医師として、免疫機能が弱ることによって引き起こされる諸々の病気(ガンから風邪に至るまで)に接してきました。研究では、強い免疫システムを持つ患者さんは長生きして健康的な生活を送れることがわかっています。AHCCは健康補助食品であり、その作用機序や内容も研究されています。この点は、その他多くのサプリメント製品ではなかなかみられないところです。この科学的根拠に基づいたAHCCを、私は医師として高く評価するとともに治療に取り入れ、患者さんたちの健康状態やQOL(生活の質・クオリティ・オブ・ライフ)を向上させるために役立ててきました。

私は過去4年に渡り、様々な症例にAHCCを用いてきました。初めてAHCCを使用した症例はC型肝炎で、現在アメリカでは伝染病とも言えるほど高い発症率をもつ、致命的かつ極めて静かに進行していく病気です。患者さんにはAHCCを1日3回・1gずつ摂ってもらい、ウイルス値を85%下げることができました。この結果はC型肝炎という難病において驚くべきものであり、多くの命を救うことができました。

現在では、ほとんど全ての患者さんにAHCCを用いています。風邪やインフルエンザに対してもAHCCは非常に効果的であることもわかりました。AHCCを1日1g摂っている患者さんは、風邪・インフルエンザの流行する季節にそれらにかからずに済んでいます。また、がんの患者さんに対してもAHCCをすすめています。白血球の増加や脱毛の減少、または治療中の全般的な気分改善といった面から患者さんをサポートできるAHCCは、大いに有効です。

実際の医療現場でAHCCを使ってみて、AHCCはほとんど全ての患者さんに役立つと感じています。私はこれまで、がん、糖尿病、心臓病、肝炎、関節炎、風邪やインフルエンザの予防にAHCCを用いてきましたが、これらの病気だけでなく、免疫系が弱ってしまう様々な病気に対して有効だと思います。あらゆる病状を改善させ得るAHCCは、たとえ今現在病気であろうとなかろうと、全ての人々に使ってもらえるものです。病気は、かかってしまってから治療するだけでなく予防することも大切なのです。AHCCは治療・予防の両面において大いに役割を果たすと思います。

抜粋:「AHCCを科学する」より

飲み方の目安

■AHCCを飲む量
栄養補助食品として摂取される程度の量であれば問題なく召し上がっていただけます。たとえ砂糖のようなありふれた食品でも一度に大量に摂取すれば健康を害する恐れがありますので、どんな食品でも必要以上に摂取しない方が良いでしょう。
一般的な目安(1日量)※1日3回程度に分けてお飲み下さい
目的用量
健康維持・疾患予防細粒1~3g
がん再発予防細粒3g
がん治療時細粒3~6g
製品によって量が若干異なりますので、付属している説明書を参考にお召し上がりください。
■AHCCを飲む時間
AHCCは食品ですのでいつ召し上がっても結構ですが、成分の吸収効率などを考えると食前に召し上がることをおすすめしています。いずれにしても健康食品は習慣づけることが大切ですので、食前なら食前と決めて召し上がっていただくのがよろしいでしょう。
■AHCCを使用する期間
「いつまで飲み続けたらよいのか?」というのは、術後の方などで多い質問ですが、できれば再発の予防のためにお飲みになることをお勧めします。この時、必ずしも病気の時に飲んでいた量を守らなくても、量を減らしながらでもよいと思います。

◆AHCC研究経緯

AHCCに関する共同研究は国内外の30の研究機関と約600の医療機関において基礎試験や臨床試験が行われており、その結果は学会や学術雑誌に発表されています。また、AHCCの抗がん作用について明らかにする目的で国内外の基礎ならびに臨床の研究者によって「AHCC研究会」を組織し、1994年より年1回開催される研究報告会では活発な情報交換を行っています。

1986. 4月AHCC開発開始
1987. 9月東京大学薬学部 岡本敏彦名誉教授との基礎共同研究開始
1989. 4月北海道立工業試験場、北海道大学農学部との共同研究開始
『担子菌を利用した生理活性物質及び機能性食品への応用』
1992.11月特殊栄養補助食品学会
「AHCCによる癌患者のNK細胞の活性化報告」
UCLADrew大学
全米特殊栄養補助学会学会賞受賞
1994. 8月第10回国際エイズ会議(横浜)
「エイズ患者におけるAHCC免疫療法報告」
UCLADrew大学
1994.10月AHCC研究会発足
北海道大学医学部、帝京大学薬学部、関西医科大学などをはじめとして、国内研究機関、医療機関とAHCCの抗癌作用について本格的な共同研究開始
1997. 5月第32回 ヨーロッパ外科学会
「肝癌患者に対するAHCCの免疫療法」
関西医科大学 第一外科 高井惣一郎・上山泰男教授ら
1997. 5月第4回 日本がん予防研究会
「担子菌培養抽出物であるAHCCの抗変異原生活性について」
(株)アミノアップ化学
1998. 5月Natural Medicines 51(4), 310-315 (1997)
「担子菌培養抽出物であるAHCCのマウス四塩化炭素肝障害モデルに対する肝保護作用
(株)アミノアップ化学
1998. 5月Critical Appraisal of Unconventional/Alternative Interventions for Carcinoma of the Prostate
"Effects of AHCC (Active Hexose Correlated Compound) in Both the prevention and treatment of carcinomas"
B. Sun, K. Kosuna (Amino Up Chemical, Co. Ltd.)
1998. 5月第33回 ヨーロッパ外科学会
「AHCCにおける肝細胞がんの術後再発防止効果」
関西医科大学 第一外科 高井惣一郎・上山泰男ら
1998. 7月第5回 日本がん予防研究会
「担子菌培養抽出物(AHCC)中のマクロファージ活性化および腫瘍細胞増殖抑制成分」
(株)アミノアップ化学
1998. 9月第57回 日本癌学会総会
「マクロファージ誘導能及び血中がん細胞増殖抑制作用によるAHCC(担子菌培養抽出物)の活性物質検索」
(株)アミノアップ化学
「シトシンアラビノサイド誘発脱毛モデルにおけるActive Hexose Correlated Compound(AHCC)の保護効果」
(株)アミノアップ化学
1998. 9月Anti-Cancer Drugs 1998, 9, 343-350
「AHCCと抗がん剤UFTの併用によるラット乳がんの転移抑制効果」
北海道大学癌研病理 松下和弘ら
1998.10月第34回日本肝癌研究会
「肝細胞癌術後補助療法としてのAHCC投与が予後に及ぼす影響」
関西医科大学第一外科 松井陽一ら
1998.11月IMPACT OF BIOTECHNOLOGY ON CANCER (NICE, FRANCE)
「担子菌培養物であるAHCCによる抗がん剤の副作用軽減効果」
(株)アミノアップ化学
1999. 3月第119回 日本薬学会
「Active Hexose Correlated Compound (AHCC)のストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットに対する効果」
(株)アミノアップ化学
「AHCCの抗癌剤による肝障害軽減効果」
(株)アミノアップ化学
1999. 4月第90回アメリカ癌研究学会
「AHCCによる抗癌剤の副作用軽減」
(株)アミノアップ化学
1999. 4月第34回ヨーロッパ外科学会
「AHCCの肝臓術後患者の予後に対する改善効果」
関西医科大学第一外科 上山泰男ら
1999.10月Biomedical Research, 20(3): 145-152(1999)
 "Protective Effect of Active Hexose Correlated Compound(AHCC)on the Onset of Diabetes Induced by Streptozotocin in the Rat"
Amino UP Chemical Co. Ltd.
2000. 5月Biotherapy 2000 14(3) 303-309
「担癌患者に対する植物由来多糖類抽出物(AHCC)の効果-免疫学的パラメーター performance statusへの影響-」
医療法人財団コンフォート病院 宇野克明ら
2000.薬学雑誌, 120: 749-753 (2000)
「日和見感染マウスモデルにおける担子菌標品AHCCの感染予防効果」
帝京大学医真菌研究センター 阿部茂、石橋弘子ら
2000.Endocrine Regulations, 34: 181-188 (2000)
"Suppressive effect of active hexose correlated compound (AHCC) on thymic apoptosis induced by dexamethasone in the rat"
 R. Burikhanov (Dokkyo Univ. Shool of Med.) et al.
2000.Biotherapy, 14(10): 959-964 (2000)
「AHCC(active hexose correlated compound)の使用経験」
関西医科大学第一外科 上山康男ら
2001. 6月肝がん研究会
「肝細胞癌術後補助療法としての機能性食品(AHCC)投与の予後改善効果」
関西医科大学第一外科 松井陽一ら
「肝細胞がん術後補助療法としてAHCC投与が肝予備能に及ぼす影響」
関西医科大学内科 是枝ちづら
2001.11月第11回ASEAN内分泌学会(バリ、インドネシア)
「担子菌抽出物AHCCのラットにおけるストレプトゾトシン誘導糖尿病および化学物質誘導胸腺アポトーシスに対する防護効果」
(株)アミノアップ化学
2002. 3月Journal of Hepatology, 37, 78-86 (2002)
"Improved prognosis of postoperative hepatocellular carcinoma patients treated with functional foods"
関西医科大学第一外科 上山康男ら

 AHCCがあらわす効果についての医学的な研究は数多く行われています。もちろん上記以外にも多数の研究報告がなされていて、海外の医学研究者による報告も相次いでいます。
抜粋:「AHCCを科学する」より

◆AHCC製造工程

厳しい品質保証体制で培養される担子菌
AHCCは数種類の担子菌(キノコ類)の菌糸体を液体タンクで長期間培養することによって製造されます。数種類の菌糸体は、予備培養によってコロニー(菌糸体の塊)を形成し、さらに45~60日間にわたって大型タンク(最大15トン)内で培養され、培養終了後に酵素反応、滅菌、濃縮、凍結乾燥などの工程を経て製品化されます。この工程の全てにおいて厳しい品質保証体制が組まれているのは、AHCCという素材に信頼感を付与する上できわめて重要です。

AHCCを製造するにあたって担子菌類の培養は45~60日間という長期におよびます。この長期培養はAHCC独自の製造工程と培養システムの構築があってこそ可能になったものです。担子菌はきわめてデリケートな菌であり、長期間の安定培養を可能にするためには、他の雑菌や異物の影響を排除するための高い気密性と無菌維持設備の充実が不可欠です。すなわち、雑菌などの混入による培溶液の腐敗を完全に防がなければなりません。また大型タンクを用いながら、その培養条件(温度や攪拌(かくはん)条件など)をきめ細かく管理するためには、コンピュータによる監視も不可欠です。類似する健康食品などの中にあって、AHCCのように長期培養を経て製品化されていると公表されているものはおそらくありません。
一般にキノコ由来の健康食品は天然物であるが故に、産地、製造方法などによって内容成分などにバラツキが生じがちですが、AHCCは成分内容、品質などが常に均一に保たれているからであり、他の健康食品と一線を画する要素の一つともいえるでしょう。

【AHCCの製造フロー】
AHCC製造元:「株式会社アミノアップ」
抜粋:「AHCCを科学する」より