■抗がん作用
AHCCは 生体応答調節剤(BRM:Biological
Response Modifiers)として患者の免疫系をはじめとして、身体全体の働きを調節することにより、がんを治そうとする患者自身の持つ力を助け、強め、がん病巣を縮小、消失に導くものです。
■免疫賦活作用
がんは免疫能が低下した結果、変異細胞ががん細胞となって始まります。
すなわちがんは免疫の病気といえるでしょう。がんの治療は免疫の異常を根本的に治すことが重要です。
AHCCは生体の免疫系を刺激することによって免疫異常または免疫低下の状態から回復させます。
AHCCががんによって低下した免疫能を再建し、免疫細胞を活性化することでがん細胞を攻撃するのです。
■化学療法剤の副作用軽減作用
化学療法はがん治療における強力な治療手段ですが、一方で吐き気、嘔吐、脱毛、食欲低下、 肝機能障害、白血球減少、血小板減少、赤血球減少など多岐にわたる副作用を引き起こし、多くのがん患者が、その副作用に苦しんでいます。AHCCがこうした化学療法の副作用を抑制することで、化学療法の十分な治療効果を得ることが出来るだけでなく、がん患者の全身状態、QOLが改善され、医師がスムーズに治療計画を実施する手助けにもなると考えられます。
■QOL改善作用
手術不能のがん患者や慢性の進行性疾患において、延命効果 のみならず、医学的改善が望めない状態にあっても、体の諸機能を維持し、心理的、社会的に安定した生活が送れるようにすること、すなわちQOL(Quality
of life:生活の質)を高い状態に維持することが医療の大きな役割となってきています。AHCCは飲み始めてから2週間くらいで食欲増進や睡眠の正常化、脱毛が少なくなる、毛髪が黒くなるなど、QOLの改善作用があります。
AHCCは"全身の病"に対抗できる"癒しの力"を持っているといえるでしょう。
■その他の作用
AHCCはがん以外にも肝臓病、糖尿病、炎症、高血圧、高脂血症に対する作用や内分泌調節作用など、様々な作用が数多く報告されています。